2012年6月5日火曜日

スピーチ

息子のクラスでは朝の会での「スピーチ」が始まったらしい。毎朝2人ずつで、5日がぼくの番だと数日前から話していた。テーマは自分のすきなもの。「わたしは○○が好きです。なぜかというと~だからです。」という感じに発表するそうだ。

「先生が好きなキャラクターでもいいって言ってたけど、みんなもキャラクターにするかもしれないしな~。そうだ!カンフーにしよう」
「りゆうはかっこいい からでもいいけど、かっこいいもみんな言いそうだしなぁ。いいこと考えた!つよいからにしよう」

我が子ながら感心した。私がみんなと違った方がいいなどという発想はもっと大きくなってからでないと芽生えなかった...1年生のころなんて人前で話すというだけで、頭の中が「いやだ」でいっぱいで緊張で心臓が口から飛び出そうだった。父には「実物よりよく見せようとするから緊張するんだ」と言われた。

実は今日は私も娘の懇談会だったので先生やお母さん達の前で話す日だった。 さすがにこの年になると良くも悪くも人にどう見られるかはあまり気にならなくなった。でも、終わってから「あー言えばよかった」(エレベーターでの後悔っていうんだっけ?)とはしょっちゅう思う。だって、1分の自己紹介の中でもクスッて笑ってもらえたらいいなぁ、なんて欲もあるから。今でも人前で流暢に堂々と話す人への憧れがあるのだ。

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