2011年3月25日金曜日

ぺったん!

「やさいでぺったん」(よしだきみまろ作)
野菜のスタンプ超たのしい!という内容の本で、思わず自分もやりたくなったので子供と野菜くずでスタンプごっこ。本で紹介されていた薄いスポンジに溶いたえのぐを浸み込ませてスタンプ台を作る方法でやってみたけれど、あまり上手くいかない。直接、絵具を野菜に塗ってペッタンしたけど、これまた野菜をケチり過ぎたのか、あんまりキレイに押せない。

それなら、消しゴムハンコをやってみよう!と少しずつ買いためていたキッドを取り出してきた。簡単な絵ならきっとちょちょいで出来るはずと甘くみて
「なんでも彫ってあげるよ~」
と子供達からリクエストを募って彫り出した途端.....自分の不器用さに唖然。考えてみれば、小学生の頃も彫刻刀、得意じゃなかったな。まぁ、でもそれなりに味が出るというのがこのハンコのいいところかしら。


子供のために、一緒に楽しむためにはじめたハンコなのに、息子がスタンプ台で染まった手で、私の苦心の作であるハンコをギトギトにしたのを見て
「そんなぐいぐいスタンプ台に押さないでよぉ」
と大人げなく言ってしまった。こういう時、いつも「私って人間がちっちゃいな...」と思う。反省です...

2011年3月21日月曜日

雨の日の散髪

雨の音や子供達がリビングで遊ぶ声が聞こえるお風呂場で
夫に髪を切ってもらった。
初めての試みだったけれど、夫婦で過ごす時間としてはかなりいいと思う。
今、日本で絆が強まっている家族は多いのではないかしら。

2011年3月19日土曜日

節電

久々に電車に乗った。エレベーターもエスカレーターも動いていない。ベビーカーで出かけなくて良かった。電車が駅に入ると電車の中は真っ暗になった。子供達が「暗いよ~。どうして?」という。昼間でも電車内って電気がついていたんだっけ?

日本の電力の3割は原子力に頼っている。例えば家で3割節電しようと思ったらどんな生活になるんだろう。ご飯を圧力鍋で炊く。電気をこまめに消す。使っていない機器のコンセントを抜く。暖房便座を切る。
思いつくことは出来る範囲でしているけれど、電気、ガス、水...こんな状況になってまさにライフラインだと気付く。被災地に比べればなんてことない不便さだけど、便座に座る度に冷たさに驚いて飛び上がる。

被災地の人の言葉「泣いている暇はありません。これから生きていかなければいけないので。」
自分がいかに色んな仕組みを知らなかったかということを知った。多くの犠牲を払って知ったこと、無駄にしないように、忘れないようにしようと思う。

2011年3月17日木曜日

天使のねんど

寒いので家で子供と工作。絵具でねんどを染色して空き瓶にはりつけて左から、ゾウ、ウサギ、ブタ。アクリル樹脂で出来ているこのねんど、軽くて軟らかく当て触っているだけでも癒されるし、紙ねんどに比べて扱いがラクだから楽しめる。ママも散らかることに神経とがらせなくてよいので、子供との工作にお薦めです(笑)。

ラジオからアンパンマンマーチが流れてきた。ラジオで流したら被災地の子供達がとても喜んで踊ったらしく、それを見た親や大人達も思わず笑顔になったとのこと。我が家の子供達も大喜びで踊っている。歌詞を改めて聞くと、こんなときだからじーんとくる。
アンパンマンは実際にはいなくても、本当にみんなを笑顔にする存在なんだな。

2011年3月14日月曜日

希望

計画停電のため、水曜日が修了式の予定だった幼稚園は月曜日から春休みとなり、
家でテレビを見ていても気持ちが沈んだり、落ち着かないだけなので、
子供3人連れて近所の公園へ行った。
しばらくして後から来たかわいいボクのママは
「子供が全部懐中電灯壊しちゃったから、うちにないのよぉ。ははは!」
と笑っていた。
どーんとしていて「大丈夫」と言ってもらってる気分になった。

その後も2、3歳の子供達がどんどん公園にママと連立って来て、普段通りに小春日和のなかキャッキャと声をあげて遊んでいた。希望の笑顔。
当たり前だと思っていたことが、当たり前ではないということに気付かされ、
ニュースの映像とは対照的に暖かで穏やかな普段通りの生活を送れていることに感謝する。

何が起こるか分からない。
だからこそ、今をなるべく笑顔で過ごしたい。
一日も早く、一人でも多くの人の笑顔が戻りますように。

2011年3月11日金曜日

怒りんぼ

息子を叱った時の私への応酬がすごくなってきた。
自分がかつて彼に発した言葉が戻ってくるようになり、たじろぐ。
壁打ちをしている気分。いや、パンチングボール並みに即効で返ってくる。
大人なんだから、ちょっと考えて違った叱り方や、反応の仕方をすれば良いものを
ムキになっている私。叱り過ぎなのは分かってる。

私の母が私に
「あなたには長女だからってことで叱り過ぎたわ。ごめんね。」
と言った。
長男だからって厳しくし過ぎないようにしようとかつて心に決めたはずの自分と、
長男にいろいろ期待して厳しく言い過ぎてしまうかつての母をなぞる自分がいる。

2011年3月10日木曜日

一ヶ月

早ひと月経ち、今日は次男の一ヶ月健診。
助産師さん「何か心配なことありますか?」
私「19時ぐらいになるとおっぱいを飲んだ途端吐くことが何度かありました。そのあとは元気なんですけど」
助産師さん「たぶん、飲ませすぎですね。余分な分を吐いて出しているんですよ。すっきりした顔してるでしょう?」
私「はい...(苦笑)。あと、時々おっぱい飲みながら唸るというか怒るんですけど。」
助産師さん「それもおっぱいが自分の飲むペースより多く出てきて苦しいんでしょうね。」
私「はは...ははは...」

生後一カ月の赤ちゃんは一日当たり30g体重が増えればいいところを息子は67gも増えていた。
今日の教訓「おっぱいを上げ過ぎないようにしましょう」

ケーゲル体操、お尻で歩く運動やスクワットは産後もいや、むしろ産後の方がしっかり続けてもらうといいと言われた。重力に打ち勝ち身体を元に戻すために...
このひと月、産後ということで周りに甘えて自分に甘くだら~んと過ごしてきたけど、そろそろ身も心も引き締めましょうか!
あしたから。

2011年3月9日水曜日

役割

パパが作った子供たちの日程表。
息子はいつも遊ぶ時間が足りないと感じているようで、片付けなさい、とかご飯だよ、というといつも
「え~、早い。まだちょっとしか遊んでない」と言う。
私はこれに対して、だんだん半切れ気味で力づくで言うことを聞かせていた。
でも息子はきちんと説明すると納得する方で、夫が日程表を作って説明したらすんなりことが進むようになった。こういう私が思いつかないようなことをやってのけるのを見ると、いつも私がメインで子育てしてる気になっちゃっている自分を反省する。
「お互い補強しあって子供達を育てているんだな。。。」

新聞のコラムで性別とは?という記事があった。
マウスの卵子と精子で同じ遺伝子の上に雌雄別々の「印」があり、これがないと受精しても死んでしまう。そして例えば卵子の印は狭い胎内で胎児が大きくなり過ぎないようにする。精子の印は大きく育てようとするのだそうだ。
「男女はそれぞれの役割を尊び、助け合って生きて行くように出来ているようだ」(東京農業大学河野教授」
もっともだなぁと思う。

2011年3月8日火曜日

ドリームマップ

ゆいちゃんのドリームマップの会、行ってみたいな、シンガポールまで...と雪を見ながら思ったものの、それは無理なので、ちょこちょこっとネットで「ドリームマップ」を調べて家にあった古い雑誌を集めてきて、やりたいことを考えながら雑誌をめくっていたら、雑誌に読みふけって終わってしまった....ありがちな一日。

ずっと人の集まる家に憧れていて、目下は子供達の集まる場を作りたい。
子供達がのびのび出来る場所。

子供が集まる駄菓子屋さんのおばちゃんが子供にはいろんな面があって、学校では優等生でもそこではいたずらっ子だったり、学校で手に負えない子が、年下の子に優しい一面を見せたりすると話していた。そんな風にバランスを取ったり、違った面も見てくれている人がいたり、ありのままの自分で大丈夫なんだって思ってみんなみんな大きくなっていって欲しい。

うちの長男はあと一年で小学生。ますます友達と遊ぶ方が良くなるんだろうな。
どんな場にしたらいいんだろう。そんなこと考えながら今年は子供と遊ぼう。そしていっぱいいっぱい観察しよう。

2011年3月5日土曜日

あっちこっち「うんち」!

2番目の子のトイレトレーニングは3日坊主に終わった。便座に座るのは嫌がらなかったものの、実際におしっこ出来たことはなかった。
でも先月初めて出来て、
「お!案外早く取れるかも!!」
と2時間おきにトイレへ連れていってみたものの、連れて行かないと漏らして足を広げてびっくりしたように突っ立っている。
結局私がめんどくさくなって、3日目にはオムツに戻っていた。1人目はある日突然「パンツ履く」といい、2日でオムツが取れたので、実は私、トイレトレーニングどうやったらいいのかよく分からないのです。

しかし、我が家は今、
1番上の子「うんちぃ~!」(自分ではきちんと拭けないので仕上げ拭きにいかなければならない。)
2番目「うんちぃ~!」(おしっこでもうんちでもし終わると叫ぶ)
3番目「ぶりぶりぶりっ」(豪快にします)
な毎日。
子供達の下の世話から解放されるのはいつ?

2011年3月4日金曜日

BLACK !

私の鉄分補強と夫の健康のために、と思って作ったある日の夕飯。
ヒジキと大葉の餃子と黒豆納豆と黒米入りご飯。
作ってる途中で「黒い...」と気付いた。

黒い食卓でも、家族で明るく囲みたい食卓 :)

2011年3月2日水曜日

The 反抗期!

娘の反抗期がものすごい。
驚くほど頑固で自分の主張が通るまで
1.イヤと言い続ける
2.泣き続ける
3.絶対折れない!!

この我慢と縁遠い娘を、夫は心配している。
夫いわく、
「子供の前に1個マシュマロを置いて、今食べないで我慢出来たらあとで、2個あげる、という実験をしたとき、待てる子と待てない子では将来の年収に差が出るという調査があって、子供の頃我慢強い子の方が収入が高い。」のだそうだ。

娘の反抗期に1日1回は切れている私であるが、
でもどんな手を使ってでも自分の主張を通してしまう彼女や、子供用の椅子にドカッと座って
「たべさせてぇ」と偉そうに甘える様子を見ていると
私が持っていない能力がちょっと羨ましくもあり、それでずっと世の中渡って行けるなら、それもいいか、と思ったりすることもある母であった。

2011年3月1日火曜日

100万回生きたねこ

「100万回生きたねこ」を初めて読んだ時は、驚いた。
たぶん初めて読んだのは小学生低学年の頃だったと思う。夜寝るときに「死ぬ」ということを考えただけで恐ろしくて怖くて、父に時々ふざけて私を布団蒸し(布団でぐるぐる巻きにすること。)にされるときぐらい身動きできず息苦しいことかしら...?とか想像してた頃だったから、ねこがこんなにあっさり死んじゃって、そっけなく書かれていることが不思議だった。子供の絵本にしては冷たいというか....

でもこの本を読んだら、なるほど、と思う。
佐野洋子にとって、兄弟の死など死ぬことは子供の頃から身近にあって、特別なことではなく、自然なことで、それを思うと私を含め「死」から遠ざけられて育つということはその人の死生感にきっと大きく影響する。

この3人はみな私にとって興味深い人達だから、人生観、考えちゃうネタのつまったお得感のある対談集だった。