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たぶん初めて読んだのは小学生低学年の頃だったと思う。夜寝るときに「死ぬ」ということを考えただけで恐ろしくて怖くて、父に時々ふざけて私を布団蒸し(布団でぐるぐる巻きにすること。)にされるときぐらい身動きできず息苦しいことかしら...?とか想像してた頃だったから、ねこがこんなにあっさり死んじゃって、そっけなく書かれていることが不思議だった。子供の絵本にしては冷たいというか....
でもこの本を読んだら、なるほど、と思う。
佐野洋子にとって、兄弟の死など死ぬことは子供の頃から身近にあって、特別なことではなく、自然なことで、それを思うと私を含め「死」から遠ざけられて育つということはその人の死生感にきっと大きく影響する。
この3人はみな私にとって興味深い人達だから、人生観、考えちゃうネタのつまったお得感のある対談集だった。
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