メスの鈴虫が2日前に死んだ。ナスを食べていて息絶えてコテンとひっくり返った様子で虫籠の中にいた。その日を境にオスの鈴虫は鳴かなくなった。メスの鈴虫は産卵を終えると同時に一生を終え、オスは羽が破れるまで鳴くと記憶してたけど、もう鳴かない。初めて鳴いた9月2日から毎晩、毎晩美しい音色を聴かせてくれた。
最初、共食いを見たときはもう二度と鈴虫なんて飼わないと思ったけれど、私はだんだん愛情がわいて、途中から息子にオービーワンケノービー(オス)とブルドーザー(メス)という大層な名前を付けてもらってしっかり我が家の一員になっていた。
ブルドーザーを埋めるとき、虫籠のなかをよくよく見たら細長い白い卵を数個見つけた。1シーズンに1匹のメスでも50~100個の卵を産むらしい。我が家で育てるか、庭に還すか悩むな....
そっか、鈴虫は子の行く末を自然に託すしかないんだ...
がんばったね、ブルドーザー。バイバイ!
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