2013年1月17日木曜日

ナリワイ実践者

ナリワイ実践者、伊藤洋志さんのインタビューを聞いた。ナリワイとは
「一つの仕事をするのではなく、さまざまな仕事を組み合わせて収入を得る」
だから、ミカン農家の収穫を手伝ったり木造校舎ウェディングを企画したり、女性用のふんどしを販売したりする。ハードルを高く設定しないことが大事。
飲み代が無くなってきたとき、ふつうはバイトで稼ぐことを考えるのに伊藤さんは飲み屋に行かず
家で飲み会を企画して支出を減らすことを考える。

という感じ。家の修復とかも自分でするらしい。みんなが自分でするようになったら、職人さんの仕事がなくなるのでは?と問いには
自分でするようになるとその仕組みが分かり、いい仕事がちゃんと評価されるようになっていくで、真の職人がちゃんといい仕事をして正しい対価を払ってもらえるようになっていくと思う。自分で出来ることが増えて行くと自信にもつながる。

みんなが支出を減らしたらお金が回らず、経済も小さくなって日本の国力も弱くなってしまうという意見はどう思う?
 サービスに対してお金という媒体を使って社会を回していくというのが今の社会の仕組みだけれど、僕は自分の出来ることに対して、自分の出来ないことを他の人にしてもらうという社会がいいな、と思っている...

というような、おぼろげな記憶できちんと言葉に出来ないけれど、お金に価値を置くのとは違う価値観で、なんかお金のことであくせくしてしまっているような社会を思うと、フリーターのように見えるかもしれないけど、本当の意味で生活力があるというか...
そんな生活で結婚して家族を養えるのか?とか一つの仕事を継続しないのはどうなのか?とかいう質問にもちゃんと応えていて私は一々納得だった。常識って言われている道を外して歩いてみてもいいんだよ、っていう考え方、大切だと思う。

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