2012年3月31日土曜日

ぼたもち or おはぎ

スイーツにまつわる物語と共にお菓子の作り方を紹介している「グレーテルのたまご」を見ると早速つくりたくなる。少し前にみたおはぎ、今日のお昼ごはんに作ることにした。中にあんこを入れたきなこと胡麻の二種類。
夫と
「今はぼたんの季節だけど、あんまりぼたもちって言わないでおはぎっていう方が多いよね。」
「おはぎの方が都会的な感じがする。ぼたもちは田舎っぽいかなぁ」
「おはぎは表面がつるつるしていて、ぼたもちはあんこが粒々しているイメージ」
と日本語おじさんが
「語源はですね!」と喜んで出てきそうな会話をした。
本当のとこはどうなんだろう。

牡丹は大きくて丸い花、萩は小さくてやや細長い花。そこで、「ぼたもち」は大きめで丸い形に、「おはぎ」は小ぶりで俵の形に作る。(ふん、ふん。何となくイメージ通り。)
材料となる小豆は秋に収穫されるため、とれたての小豆が使える秋は、皮ごと使った粒あんに、冬を越した春は、かたくなった皮を取ってこしあんにして使っていました。だから、「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」は粒あんを使って作る。(ほー!これは思っていたのと違った。)

また、小豆あんをぼたもち、きな粉をまぶしたものをおはぎと呼んだり、米粒が残らない餅状につぶしたもの(俗称:皆殺し)をぼたもち、米粒が残ったもの(俗称:半殺し)をおはぎと呼ぶなど、地方によっても様々 。

勉強になりました!

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