2010年8月29日日曜日

虫籠のなかの恐怖

鈴虫を飼い始めてからちょうど1週間。生存虫2匹。市場で購入したときは本業しいたけ農家のお兄さんが
「オス2匹、メス2匹ずつ入っているよ!」
と言っていたから、生存率50%。家に連れて帰ってきた翌日には3匹と足だけになっていて
「ひぇーっ!もしかして、もしかして、共食い!?」
あー、そんなことあったかも。遠い小学生の頃の記憶がよみがえってきた。きっとタンパク質が足りない。その日は鰹節をペットボトルのキャップにテンコ盛り、サービスに煮干しも付けた。
でもまたその翌日もう1匹が弱り始め、おろおろしているうちに4日目に力尽きていた。こうなると毎朝虫籠を覗くのが恐怖だ。虫好きの子供を持つ先輩ママに相談すると、
「こんなに乾いた虫籠見たことないよ。湿った所が好きだったんじゃないかな。」
お兄さんがそんなに霧吹きしなくていいって言ってたけど、そっか、2匹目は水不足で死んじゃったのかも....
それ以来、毎日数回生存確認を兼ねてシュッシュッと虫籠に雨を降らせ逃げ回る鈴虫を見ては安心する(今調べたら、鈴虫に水を掛けないようにと書いてあった。ははは...)。
きれいな鳴き声を聞かせてもらおうとせっせとなすを楊枝にさし、世話をしているつもりだけど、メスしか残ってなかったら悲しいな。もう夜結構外では虫が鳴いている気がする。
鈴虫なのに鳴かなかったらただの虫。

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