
一番印象深かった話は摩擦について。
赤ちゃんは産道を通って生まれてくるときに、ぎゅっぎゅっと押されて誕生する。ママのお腹の中にいるときは自分の肌と羊水の境目が分からないふわふわした状態から、産道を通る時に強い摩擦を受けることによって、自分という存在を知るというのだ。
親は子供になるべく安全な道を歩かせたい、嫌な思いはさせたい、と思いがちだけれど、どんどん子供と摩擦して下さい、経験をさせてあげて下さいと。そうすることによって子供は生きる力を付け、自分が何たるかを知っていく、と。
いつも真美子さんの話はすとんと腑に落ちて、すーっと身体の力が抜けて心に沁み込んでいく。
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