2010年5月22日土曜日

クローバーの会


クローバーの会とは全てのお母さんとその家族、未来の子供たちのために、少しでも快適で納得のいくお産をしてもらうために稲田助産院で(娘を出産した場所)活動をしている会である。2008年4月の医療法改正に伴い、助産所には産婦人科の嘱託医と緊急時の搬送先となる医療機関の確保が義務付けられた。そうした中、稲田助産院の嘱託医が体調不良で計約継続が困難になり提携先を探すまでの2ヶ月間分娩予約の受付が出来なくなったということをきっかけにお母さん達が立ち上げたのである。
そのクローバーの会が川崎市議会に、川崎市のお産環境の改善を訴える請願書を提出し、5月21日にその審議が川崎市議会で行われることになり、議会傍聴へ行ってきた。
私自身は志高く、社会の改善に燃えてという訳ではなく、助産院で活動している育児サークル繋がりで「傍聴する人が多いほど民意が伝わる」とメールを貰い、役に立つなら、という想いと、議会傍聴なんてめったにない機会かもという野次馬根性の軽い気持ちでの参加。
でも実際傍聴してみて勉強不足からの反省を込めて、今、復習しながらブログを書いている。
*クローバーの会*
http://plaza.rakuten.co.jp/CLOVERnoKai/
知らなかったことがいっぱい。
出産件数のうち、助産所が占める割合は、全校平均の約1%に対し、川崎市は5.1%(県の09年調査)、横浜市の2,6%に比べても人気が高いそうだ。
1人目はクリニックで出産し、2人目は助産院だった。比べて思うのは快適なお産はその後の育児にも影響する。稲田助産院は今でも実家のような行けばほーっと安心できる場所。産後もいろんな相談、交流の場として通うお母さんは多い。

私を含め人は「おかしい」という疑問や不満、感情までは持つ。でもそれを調べて変える行動まですることはなかなか出来ない。こんな風に頑張っているお母さん達がいることやこんな風に社会を変えていく方法もあるんだなと目を開かされた一日だった。

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